干し芋の保存方法で一番最適なのは、
昔の土間のような冷暗所の直射日光が当たらない定温で気温が10℃以下の場所です。
家の中であれば一階より二階、部屋の中であれば低い場所より棚の上の方など、少しでも湿度の低い場所を選んで保管したいところです。
冷暗所がない場合は冷蔵庫をご利用ください。
また、すぐに食べない場合は小分けにして冷凍保存がおすすめです。干し芋が残ってしまった場合は、1つの容器や袋に入れるのではなく、極力別々の容器や袋に分けて保存する事をおススメします。
小分けにしていないと、一定量以上仮にカビが発生してしまった場合、内装の全ての干し芋に広がってしまう危険性があります。個別の包装に分ける事はリスクの低減と言った意味でも重要です。
また干し芋同士が密着し易いので、食べるときの事を考えて個包装にしておいた方が取り出しやすく食べやすくなります。
冷凍保存ですと半年前後は十分おいしくお召し上がりいただけます。
冷蔵庫・冷凍庫のどちらで保存するかは、以下の通り想定する保存期間次第で分けるとおススメです。
短期保存(数日~数週間程度)は冷蔵庫
長期保存(数ヵ月)は冷凍庫
召し上がる際は、冷蔵庫などの冷暗所に移して解凍してからお召し上がりください。
約12時間前後で解凍できます。
オーブントースターなどで温めてお召し上がりになる際も、
一度、冷蔵庫などの冷暗所に移して解凍してから温めてください。
急激に解凍すると、芋の表面に結露が発生しカビの原因になりますのでご注意下さい。
直射日光が当たらない定温で気温が10℃以下の場所で保管した場合の賞味期限は
袋詰めの干し芋は出荷後約60日、バラ詰の干し芋は出荷後約15日としておりますが、
干し芋の保存環境の気温や湿度により多少かわります。
こちらは、ひたちなか市の地域では平均的な日数となっています。
また、冷凍保存をした場合ですと半年前後は十分おいしくお召し上がりいただけます。
緑色(ツチアオカビ、コウジカビ)
干し芋のカビで一番よく見るカビです。緑色のものが付着していたらそれがカビである可能性大です。
発がん性のカビもあるので要注意です。菌の種類に応じて、青緑、緑、黄土色、茶、黒、白などの色を持ちます。
茶色(ワレミア・セビ)
直径が約2、3ミリ程度の小さなこげ茶色の粒が集まっています。毒はありません。
ピンク色(ベニコウジカビ、フリザウム)
一般的に赤カビと言われるもので、最も危険なカビで食べると嘔吐や下痢の原因になります。
カビは種類がありわかりづらいですが少しでもカビが生えていると疑いがる場合は絶対に食べるのはやめましょう。
干し芋は乾燥させていますが中に水分を含んでいるため、保管方法がよくないとカビがついてしまいます。
少しでも干し芋を長く美味しく食べるコツは干し芋をジップロックなどに小分けにして冷蔵庫か冷凍庫で保存し、カビが生えない環境を作りましょう。
干し芋の白い粉は何?
さつま芋のでん粉が糖化され徐々に干しいもならではの白い粉が吹きます。干し芋の白い粉はほしいもの甘み(糖分)が表面に浮き出たものです。食べても問題ありません。
ただし、干し芋がかなり水っぽくなっていたり、異臭がしたらカビが発生しているサインですので注意をする様にしましょう。
白カビと白い粉の判別ですが、胞子状かどうかをよく確認してください。
カビの外見チェックポイント↓
・青緑や赤茶色
・ポツポツと斑点状
・胞子上に盛り上がる
・ホコリのようにふわふわ
胞子状であれば白カビです。また、白カビは白い粉に比べて盛り上がってきます。
カビが糖分の粉に紛れていたりもしますから、また匂いもカビ臭い、発酵したアルコール臭がしたらたべられません。
カビの味・食感のチェックポイント↓
・甘くない
・酸っぱい
・パサパサ
干し芋は、天日干し直後が一番ベストな状態で香りと味を楽しめますので
購入後はぜひできるだけ早くお召し上がりください。
【干し芋屋たかお】
茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町
シーズン限定販売
販売期間【12月~3月】
販売開始はその年の気候状況により多少の前後がありますので、
販売開始はホームページや
BASEのショップ
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