干し芋の代表的な品種の特徴をご紹介します。干し芋の品種により仕上げ方や味わいにそれぞれ特徴があります。
是非食べ比べて皆さんのお気に入りの干し芋を見つけてみてください!
玉豊は何本でも食べられてしまう優しい甘さ!
毎年沢山のサツマイモが新しく品種登録されるなか、40年以上前から干し芋用に生産され続け、干し芋と言えば玉豊と言っていいほど、ポピュラーな品種です。
全国の干し芋の約80%が茨城産玉豊の干し芋と言われています。
お芋の形が玉のように豊満で、沢山収穫できることから、この名前が付けられました。
昔から親しまれた懐かしい味で、ねっとり柔らかくて癖のない甘さは後を引き、ついつい止まらなくなってしまう美味しさが特徴です。噛めば噛むほど味わい深く、小さなお子様からご年配の方まで根強い人気があります。
紅はるかはスイートポテトみたいだけどスイートポテトより甘いです!
2010年に品種登録された比較的新しい品種ですが、近年人気沸騰中です。
お芋の美しい見た目や甘さが既存品種よりも「はるか」に優れていることからこの名前が付けられました。
名前の通り、干し芋の中で最高レベルの甘さを誇る干し芋で、一口食べると口いっぱいに広がる蜜のような甘さは、今までの干し芋の概念を超えるほどの感動があります。
そして、見た目や食感も今までの干し芋のイメージを変えるほどの「美しい黄金色」とやわらかな食感を実現した品種です。ねっとりした食感と甘みの強さが特徴で、やわらかさもあり口の中にまとわりつくような美味しさはまるでスイーツを食べているようです。
正式には「泉13号」という品種です。
古くから干し芋加工用として用いられていますが、収穫量が少ないことから、 ここ数年でだいぶ生産量が減ってしまった希少な品種です。
芋本来の力強い風味が感じられ、根強い人気があります。
玉豊に比べて収穫量が3割程落ちること、干し芋加工もやりづらいために、ほとんど生産されていない希少な品種です。干し芋農家は、自らのお遣い物として使う位しか作付けしていません。手間はかかりますが、それだけ美味しい品種です。
味わい深い甘さと、やわらかく粘りがある食感が特徴です。
同じ品種でも干し芋の種類によってそれぞれの美味しさがあります。
干し芋屋たかおで扱っている干し芋の種類をご紹介します。
最も一般的な形の干し芋が平干し芋です。
厚さが約7mm以下で、平べったい楕円上の形をしています。
原料芋をじっくり蒸かし、皮を剥いたのち、ピアノ線を張った専用スライサーで約10mmの厚さにスライスします。これを一枚一枚並べて一週間以上天日干しをすると、旨味が凝縮され、厚さも7mm以下になります。
天日干しで干しあげた平干し芋はしっとり柔らかさも残っています。そして、薄くスライスされていて食べやすいので、小さいお子様や、お年寄りの方や、ちょっとしたおやつにお勧めです。
干し芋と言えば、平干し芋が一般的ですが、干し芋好きの間で大人気なのはこの「丸干し芋」です。丸干し芋とは、市場にはあまり出回らない限定品で小さな原料芋丸ごとひとつを干し上げた干し芋です。
手間暇かけたプレミアム品で平干しに比べ厚い分、乾燥にかかる期間が2倍~3倍もかかるため生産量は極めて少なく、希少で高級ですが2週間以上の天日干しで干しあげた丸干し芋は絶品です。
表面は平干し芋の感触・歯ざわりがあり、内側の真ん中に近くなるほど水分量が多いので、しっとり、もっちりとした感触になります。
味は、表面は平干し芋のような甘さ、真ん中の方はとろーり甘い蜜のような味わいになります。平干し芋より口に入れた時のお芋の風味や薫りがより一層感じられます。また、小さな原料芋を丸ごと干しあげているので、食べ応えがあり、おやつとしては1本で満足できてしまう程です。
切甲とは、平干し芋を作る際にスライスをした、原料芋の両端のことです。また、柔らか過ぎて簾(すだれ)に並べる際にお芋が崩れてしまったものも切甲と呼びます。
美味しい干し芋を作る1つのポイントは、じっくり時間をかけてお芋を蒸かすことです。時間をかけて蒸かした原料芋から作る干し芋は抜群の甘みが引き出されます。
切甲は、お芋の外側の部分、蒸かし過ぎて身崩れした部分なので一番よく蒸かされている部分です。ですから、小さくてもしっかり甘さがあります。
どちらも小さくて細かい為に通常商品には選べませんが、味は変わらず美味しいく、お値段もお手頃なので毎年入荷後即完売してしまいます。
切甲は、ひとつの原料芋から両端2枚だけと、たまたま実崩れしたものからしかできませんので、販売できる数量が限られています。
小さいサイズで食べやすいのでお子様にもお勧めです。
シロタとは、サツマイモの水分値の影響で出来上がりが白くなってしまった干し芋です。
そのまま食べると固かったり、見た目も良くないのですが、品質に問題はありません。
オーブントースターなどで焼いたり、お菓子に加工したり、てんぷらにしたりとひと手間加えると柔らかく香ばしさが増し楽しみ方は沢山あります。
また、自然食品なのでペットのおやつにも大好評です。
【干し芋屋たかお】
茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町
シーズン限定販売
販売期間【12月~3月】
販売開始はその年の気候状況により多少の前後がありますので、
販売開始はホームページや
BASEのショップ
【 干し芋屋たかお 】 Twitter、
Instagram、Facebook
にてお知らせします
ツイッター
https://twitter.com/azigauraoimo
インスタグラム
https://instagram.com/hoshiimo.takao
フェイスブック
https://facebook.com/hosiimoya.takao